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動物看護士おもちせんせいの ペットと健康でハッピーなくらし

動物看護士おもちせんせいです。動物病院をはじめ、様々な動物業界で仕事をしていました。その経験を活かし、職場でのエピソードやペットや動物との正しい暮らし方を紹介していきます。

ニワトリが作った仲間の輪:にわとりってこんなになつく!後編

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コッコのおうちです。外敵から身を守れるよう、溶接でがっちり作ってあります。ちなみに、このあと日光浴や砂浴びができるよう、バルコニーを作りました。トンビなどに襲われないよう、しっかり屋根に網をはりました。

うちのにわとりさん

このころから私は、あるブログに通うようになりました。それは、同じようにひよこを保護した方がペットとしてにわとりを飼っているという内容のブログです。このブログを見つけたときは、目から鱗でした。私のような境遇の方もいるんだなと、ひどく共感を覚えました。そのブログというのが、うちのにわとりさんです。「にわとりってこんなになつく」というキャッチフレーズと共に、白色レグホンのなっちゃんを飼われていました。

ぐれたニワトリ

私は毎日のように足を運び勉強しました。そして、勇気をもって質問をしてみると、快く答えてくれました。私もなっちゃんのように家の中でにわとりを飼いたかったのですが、事情で外で飼うしかなくなったとき、コッコはぐれてしまいました。人間が大好きでべったりだったコッコは、捨てられたと思ったのでしょう。そこから、毎日飛びかかりつつき、蹴り・・・。毎日格闘とケンカ続きで。

仲間がいたから・・・

そんな環境でもめげなかったのは、仲間がいたからです。なっちゃんのブログには、同じようにニワトリを保護した方々が集まっていたのです。それは日本全国でした。みんな、素人さんが知恵や体験を共有し、励ましあいながら、ニワトリを家族として可愛がっていたのです。私も仲間に入れていただき、ブログの管理人であるみほさんを始め、様々な方にお世話になりました。

ブロイラーは難しい

ブロイラーは前回でもお話ししましたが、飼育の情報が出回っていないため、飼育は難しい物でした。寿命もわからないし、平均体重もわからない。性格や体質も、全てにおいて手探りでした。

 

毎日大量の糞をするため、土の上においておくと水分を吸ってひどいため、木材の床にすのこを敷き、その上に玄関マットなどに使用する芝生のような見た目の敷材を置いて、朝と夕方すべてを掃除しました。夏も冬も、雨の日もそれは必要でした。

 

あるだけ食べてしまうように人工改良されたコッコは、エサの制限をしなくてはならず、いつもお腹が空いて気が立っていました。そのせいもあり、性格は本当に凶暴。厚手に服を着ていても、生傷が絶えることはありませんでした。

コッコの生涯

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コッコは5年半という間、私と一緒にいてくれました。それまで私は仕事で各地にいたのですが、ニワトリを飼うということで田舎の実家に戻ってきました。

コッコは徐々に足が弱り立てなくなりました。日中はできるだけ日光浴をさせ、羽をばたつかせて移動しようとするため、クッションを敷いて羽のケガを防ぎました。真っ赤だった顔もトサカも白くなり、おそらく歳なのかなと思いました。羽もボロボロ。呼吸も苦しそうで、それでも頑張って生きているコッコが痛々しくも思えました。

 

コッコの最後は、朝でした。私が起ると少し苦しそうな呼吸をしていました。私は国庫に言いました。

コッコ、ありがとう、本当にありがとう。もう、頑張らなくていいよ

そういって、抱きしめると、コッコは一瞬暴れて、そのまま天国へ旅立ちました。私の言っていることが、伝わったのでしょうか。ケンカばかりでしたが、コッコは徐々に弱っていき、私に心の準備をさせてくれました。本当に、すばらしいニワトリでした。

今でも

コッコが天国へだびたって、仲間のニワトリもみんな旅立って・・・。それでも、コッコが作ってくれた仲間輪は今でも健在です。みんないまでもニワトリが大好きで、ニワトリのグッズがあるとついつい買ってしまうようです。今年は酉年ということもあり、たくさんニワトリグッズを目にするようになりました。

 

もし、現在ひよこやニワトリを保護して飼い方に苦戦している方がいたら、「うちのにわとりさん」の管理人みほさんが2代目ニワトリを飼育中。ブログも日々更新されているので、参考にしてみてください。

 

最後に、

コッコ、本当にありがとう。今度会う時は、優しくしてね!