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動物看護士おもちせんせいの ペットと健康でハッピーなくらし

動物看護士おもちせんせいです。動物病院をはじめ、様々な動物業界で仕事をしていました。その経験を活かし、職場でのエピソードやペットや動物との正しい暮らし方を紹介していきます。

10歳セキセイインコのオス:お腹の腫れ

うちには、2カ月半のコザクラインコ、こはるのほかにも、10歳になるセキセイインコ兄妹がおります。荒鳥さんで、まったくなついていないのですが、親はしっかりなついていました。親と一緒にくっついていたので、特に慣れさせなくても人に慣れていると思っていましたが、親鳥が亡くなった後は、すっかり人を避けるようになりました。

クラウンのお腹の腫れ

オスのクラウンのお腹の腫れを発見したのは、昨日です。その数日前から、羽を膨らませていました。具合が悪いのだろかとも思ってはいましたが、ちょうどペレットを新しくしたこともあり、そのせいかもしれないとなんとも悪いタイミングでした。

 

お腹の腫れは、急に大きくなったように思います。ペレットを変更したことや、膨らんでいるということもあり、糞の状態・放鳥時の元気・食欲などはチェックしていました。

  • 糞の状態は異常なし(ペレットに切り替えてから有形軟便)
  • 放鳥時は飛んで遊びます
  • 日中は膨らんで寝ていることが多い←これが気になっていた
  • 食欲はある

で、昨日ふとみたら、左の胸からその下あたりにぽこっとしたふくらみを見つけました。すごく細くなっていないと、目視できないくらいの大きさです。

荒鳥さんなので

荒鳥なので、触ることはできません。しかし、今回はそういきません。夜になるのを待ち、ケージに入ったところで部屋をくらくして捕獲。本気で噛んでくるので、それはそれは痛いです・・・。タオルで身体を巻いて、ふくらみの確認と体重測定。

 

お腹の腫れは、ぷよぷよした感覚がありました。固いものではありませんので、腹水か、脂肪塊か、腫瘍なのか、はっきりわかりません。体重は40gでした。なにせ、荒鳥さんには人が触ることが大きな負担になるため、高速触診です。ちなみに、痩せてもいませんし、肥満でもありません。

病院を受診するか否かについて

普通、インコが人前で具合悪いとアピールしてくるときには、事態は深刻なことが多いので、気がついたらすぐに動物病院を受診することが鉄則とされています。しかし、私は今も連れて行っていません。なぜならば、いくつかの理由があります。

  • インコを診察できる病院が近くにはない
  • インコ専門の病院は県内にないため、できても経口投与治療
  • 10歳の老鳥である
  • 人にまったく懐いていない荒鳥である

ことなどです。

以前、インコを動物病院に連れて行ったことは何度かあります。しかし、それで助かったことは残念ながら一度もありません。体調を崩して助かったときは、全て自分の手による治療で助かったケースのみです。

 

体調が悪いインコを遠方にある動物病院に連れていくことは、それだけでかなりの体力を消耗します。しかし、高度な医療は出来ないため、投薬治療しかありません。インコの専門医がいる病院が近くにあれば、本当に良いのですが・・・。

 

荒鳥であるため、捕獲が困難。そして、捕獲されることは彼らにとって「殺される!!」というほどストレスになるもの。経口投与は寿命を縮めるだけです。また、10歳ともなると、人間でもそうですが内臓機能が全体的に弱っているため、腹水をとることや切除手術には耐えられません。

飼い主としてできること

動物病院に連れて行ったことがかえって負担になり、連れて行った日に体調が急変しなくなってしまったこともありました。なので、今回は動物病院に連れていく予定はありません。動物看護士である自分がこう思うのですから、おそらく間違ってはいないのではないかと思います。もちろん、高度な医療のできる動物病院があれば、話は別なのですが・・・。また、この状態をお話しすると「下手に連れてこないほうが、インコのことを考えると良い」と言われる獣医さんもいらっしゃいます。

 

今、飼い主としてクラウンにできることを、懸命に模索しています。