動物看護士おもちせんせいの ペットと健康でハッピーなくらし

動物看護士おもちせんせいです。動物病院をはじめ、様々な動物業界で仕事をしていました。その経験を活かし、職場でのエピソードやペットや動物との正しい暮らし方を紹介していきます。

コザクラインコ:小春のフォージング生活2!

7月。小春は換毛期まっさかり。つくつくした筆毛がいっぱい。そして、粉もたくさん舞い散ります・・・。

昨日は、何か食べてしまったのか、朝ケージから出してしばらくして、おえおえ始まり、そのうちたくさん嘔吐しました。

出てきたのはペースト状のものだったので、たぶんペレットだと思います。変な異物や出血はなかったので、良かったのですが・・・。

ケージを30度に設定して、様子を見ましたが、午後からは体調も復活して、いつもの凶暴インコに戻りました。

なんだったのかはわかりませんが、小春は気持ち悪くなると必ず人間の元へきて、人間に吐いたものをまき散らすという習性が。きっと、具合が悪くて不安なんだと思いますけど。隠されるよりは、いいんですけどね!!

さてさて、小春のフォージングライフです。この間お買い物で紹介したフォージングトイの続きです。

こちらは、フォージングボール。ボールに小さな穴が開いていて、転がすとエサが出てきます。結構穴が大きいので、普通のシードは結構出てきてしまいます。

さっそく小春におもちゃの使い方を教えます。指でつついて、転がすとエサがでるシステムを見せます。小春が興味でボールをつついたらすかさず褒めて、エサが出てきて食べたらこれまたすかさず褒めます。

やはり賢いので、2,3回見せたら、すぐに覚えてしまいました。飼い主としては、我が子の賢さに歓喜です!!
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転がすと・・・おいしいものが出てくる!!

夢中で転がします。フローリングはボールが転がりやすく、遠くのほうまで転がってしまいますし、その都度結構な量のシードが出てしまうので、カーペットの上が最適です。

ただし、皮つきのシードは小春がどんどん転がすことで、すっごく汚れますので、終わったらすぐに掃除機をかけないと大変なことになります。また、結構簡単なおもちゃなので、食べすぎ防止に毎日の使用は控えています。
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出てきた!と思ったらペレットで、がっかりしています。

いつも食べている主食のペレットも、少し混ぜています。さすがに食べないのですが。

そして問題はもう一つ、このボールは真ん中で半分に分解でき、そこにエサを入れてまたボール状に設置するのですが、一度締めたらどうやてもあかなくなってしまいました。仕方がないので、使用の際はエサがでる穴からちまちまシードを詰めています。

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なんにせよ、食に興味のない小春が一生懸命食べるのは良いことです!!おでこもだいぶ赤くなってきました。小春は将来、どんな色味になるのか、まだ想像ができません。おそらくですが、コザクラインコの中でもクリームルチノーという種類だとは思うのですが。混ざって売られているものが多いので、はっきりとはわかりません。
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この間紹介したフォージングトイは、このように難易度が5段階あります。1つだと簡単で、5個だとなかなか揺らしても簡単にはエサは出てきません。

小春にもこの一番難しい5段にチャレンジさせましたが、なかなか出てこないので、あきらめてしまいました。揺らす力も必要になりますので、小春の場合は3段で落ち着いています。こちらはケージ内に設置していて、毎日少量のシードを与えて遊ばせています。

毎日頭を使ってエサを探す、鳥本来の修正を活かす遊びをすることは、ストレスを溜めないためにもいいことだと私は思っています。


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 小春お気に入りの場所の一つがここ。フードや飼育用品が入っている場所です。基本的にシードやペレットは乾燥材と一緒にタッパーで保存しています。(良いのかはわかりませんが)。

小春に与えているペレットの日本代理店がなくなってしまったようで、今後またペレットを変更しなくてはならない可能性も出てきました。まだまだインコのペレットは安定しないので、このような事態になった場合、本当に困ってしまいます。インコはデリケートなので、どのペレットでも食べてくれるわけではありません。

動物病院でも使用している、一番安心安全だと思っていたメーカーだけに、驚きです。