動物看護士おもちせんせいの ペットと健康でハッピーなくらし

動物看護士おもちせんせいです。動物病院をはじめ、様々な動物業界で仕事をしていました。その経験を活かし、職場でのエピソードやペットや動物との正しい暮らし方を紹介していきます。

ペットを飼っていない方必読!ペットを飼っている人がおこる一言にご注意!

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今日の関東は涼しく(むしむしはしますが)、私の体調もなかなかついていけません。インコたちは、元気ですが、雨の日はなんとなくおとなしい気がします。

こちら、友人宅のにゃんこと、わんこ。お互い距離感は保っているようです。

カロンクッションの上にちょこんと座る、チワワとヨーキーのミックスちゃん。なんともいとおしい後ろ姿ですね。

 

さて、今回はペットを飼っていないとわからない、その言葉、イラっとさせるかも!?というお話です。これは、主に動物病院で苦労しました。動物病院には、私も飼ったことのない様々な動物が来て、飼い主さんも、もはやPTAの保護者さん並みに厳しい方が多いので、下手なことを言うと地雷を踏んでしまいます。言葉にはほんとに気を使ったものです。

犬・猫呼びはNG!!

犬を飼っている人に「犬」猫を飼っている人に「猫」というと、大体の方が嫌がります。

「犬(猫)」じゃなくて、「○○(名前)!」という意味です。

犬の飼っている方にその子の話題を出すときには、知っていればその子の名前、知らなければ「わんこ、わんちゃん、にゃんこ、ねこちゃん」といった言葉を使うと無難です。

ハムスター=ネズミではない!

ハムスターを飼っていない方にしてみれば、ハムスターはネズミに見えますよね。でもハムスターを飼っている人にしたら、ネズミじゃなくて、ハムスターなのです。ハムスターは確かにネズミ目の動物です。

しかし、ネズミは害獣として扱われることが多いため、良いイメージがありません。

「え、ネズミ飼ってるの!?」なんて言うと、怒りを飼ってしまいますよ。

ハムスターは、あくまでも可愛いペットのハムスターなのです。

 

ちなみに、インコを飼っている方に「鳥」というのも、あまりよろしくありません。インコはインコ、オウムはオウムなのです。

ペットという言葉も危うい!?

私も自分のペットはペットと言いますが、今はその言葉すらもあやうくなっています。

というのも、ペットというのは、なんとなく「飼う」というイメージがあるのですが、今は「家族の一員」として「一緒に暮らす」というイメージで飼われている方が多いのです。

ですから、ペットじゃなくて家族なんだ!という方もいます。これは、動物病院に就職した際に、ペットは禁句と言われました。

じゃあどういうか、私たちは仕事柄○○さんと飼い主さんの苗字で呼び、実際の診察の際には、どの動物であっても必ず名前で呼んでいました。

ですから、あまり変な名前は付けないことをおすすめします。働いていた際に「エイリアン」という名前のわんこが来院しました。

「○○エリアンちゃあん!」と呼ぶのもなんとなく、嫌でしたし、お会計の際や、薬の名前にも「エイリアンちゃん」と記載されているのは、飼い主さん微妙な顔をしていました・・・。

 

では、「ペット」に代わる言葉は何かと言いますと「コンパニオン」です。

「コンパニオンアニマル」と呼ぶのが無難だと思います。どういう意味かというと、「家族」という意味合いがあります。鳥の場合は、「コンパニオンバード」になります。

まだまだ一般的とは言えないので、私もペットという言葉を使用しますし、犬、猫という単語も口にします。

しかし、時と場合、相手をよく考えて、呼び方を変えてみると、なにか新しい発見があるかもしれませんよ!