動物看護士おもちせんせいの ペットと健康でハッピーなくらし

動物看護士おもちせんせいです。動物病院をはじめ、様々な動物業界で仕事をしていました。その経験を活かし、職場でのエピソードやペットや動物との正しい暮らし方を紹介していきます。

安心・安全なペットフードを選ぶために

みなさんは、大切な愛犬・愛猫のために、どのようなペットフードを与えているでしょうか。

販売されているペットフードには、様々な種類があり、どれを選ぶのが正解かわからなくなってしまいがちです。

今回は、ペットフードを選ぶ際に参考にしてほしいと思記事を書きます。

 

まず、最初に知ってほしいのは犬も猫も主原料には「肉」を使用しているフードを選んでほしいということです。

犬や猫は肉食の動物ですので、肉に含まれる栄養を多く必要とします。私たちは米やパンと言った穀物を主食にしています。しかし、犬や猫はこの穀物の消化を苦手としています。

また、穀物にアレルギーを持つ子も多くいます。ですので、穀物はなるべく使用していないものを選びましょう。

そして、肉の種類にもアレルギーを持つ子もいますので、アレルギー症状には気を付け、今与えているフードに何の種類(チキン、ラムなど)の肉が使用されているか確認してください。

次に、人工添加物。これは発がん性を始め、病気のリスクを高める危険な材料です。BHA、BHTを始め、人工調味料や発色剤の使用がないフードを選びましょう。

安価なフードには、人工添加物を含む商品が目立ちます。値段だけでフードを選ぶのは危険です。

ほかに、副産物を使用しているフードも危険です。副産物は、ミート・ミールと記載のあるものを始め「肉類」「穀類」などの曖昧な表記なものに多く見られます。これらは、腐りかけの肉や屍骸、爪や骨、糞など粗悪な材料を含んでいることもあります。

穀物であっても、腐ったものや実をとったあとの皮の部分などが使用されていることがあります。これらの副産物を与えることは、必要な栄養が補いきれないことはもちろんですが、アレルギーや涙やけの原因になります。

こちらも安価な商品に多く見られます。

 

現在、インターネット上でペットフードの安全性を評価するサイトが存在します。

 ドッグフードペディアというサイトです。 ワンちゃんに起きやすい病気や、食べてはいけないものなども、詳しく掲載がありました!

同じ方が運営されているサイトにキャットフードペディアというサイトもあって、こちらは猫ちゃんのフードについてまとめてあります。

その他に、ペットフードに関して参考になるサイトも探してみました。

国が定めているペットフードに関する法律はこちらに記載があります。 「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法) こちらもペットフードの安全性に関して詳細に記載があります。 一般社団法人ペットフード協会

 

これらのサイトはあらゆるペットフードの内容が詳しく記載されており、自分の与えているフードがどんなものか分かりやすく便利です。

ぜひ一度訪れてみるべきでしょう。

こちらのサイトは、サイドバーにもリンクを貼っておきますので、訪れてみてくださいね!