動物看護士おもちせんせいの ペットと健康でハッピーなくらし

動物看護士おもちせんせいです。動物病院をはじめ、様々な動物業界で仕事をしていました。その経験を活かし、職場でのエピソードやペットや動物との正しい暮らし方を紹介していきます。

コザクラインコ:小春のお買い物

コザクラインコの小春は、7月8日で生後4か月になります。

今回は、最近お買い物した商品を紹介します。

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 お買い物したものはこちら!

ハイエネルギーのペレットと、フォージングトイ2点です。追加でついてきたおやつに袋の上からかぶりついている小春です。

今回、なぜこのような商品を購入したのかというと、小春があまり食べてくれないからです。エサが嫌いというわけではないのですが、食に興味がないようなのです。

ケージにいる時間を増やして見ても、やはりあまり食べてくれない。理想体重は50gですが、48gまで減ってしまいました。体重の軽いインコにとって、2g減少というのは負担がかかります。

それでいて、初めての換羽期を迎えたのです。関羽期には体力を消耗するほか、しっかりとした脂質も必要です。いつも与えているペレットは、低脂質で発情抑制や体重管理の目的もあるため、この時期はこちらの高脂質、高カロリー食に変更しました。


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こちらが購入したフォージングトイです。容器の下に小さな穴が開いており、揺らすとエサが落ちてくるという、頭を使ってエサを食べるという、鳥本来の習性を活かしたおもちゃです。

遊びながら食べることにより、食べることに興味を持ってほしいと思いました。中には、主食としても使用できる殻付きの混合シードと、いつものペレットを入れてみました。


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3回くらい、指でつついて、揺らすとエサが落ちてくる動作を見せると、小春は簡単にそのシステムを理解してしまいました。なんてかしこいんだ!小春がつつくと、すぐさま褒めます!そして、落ちたエサに気づき、食べたときにも褒めます。

これで、完ぺきに覚えることができました。ちゃんとくちばしをつかって容器を揺らし、エサを落として食べています。


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もはや夢中!!ちゃんとペレットはよけて食べています。やはり、ペレットよりシードのほうがおいしいのは、みんな同じなようです。

だんだんエスカレートすると、なぜか受け皿を下からつついて落としてしまうことが難点です。受け皿を落としてしまうと、せっかく揺らしてエサを落としても、糞切網の下に落ちてしまい食べることができません。

気がついたら戻してあげています。


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 しかし、夢中になってくれることは良いことなのですが、肝心なペレットよりこちらを優先して食べるようになってしまいました。

もちろんこちらは与える量を少なくしてありますから、食べ過ぎてしまうこともありませんし、これだけで満腹にはならないはずです。

混合シードですから、こちらを好んで食べても問題はないのですが、やはりペレットもしっかり食べてほしい。午前中でこの中のおやつはなくなるので、午後からはペレットのみになります。

でも、そのせいか、ケージの中でも良い退屈しのぎになっているようですし、体重も50gをキープしています。

これから小春は初めての夏を迎えます。生後1歳になるまでは、新しい経験が多く、免疫力も完ぺきではないため、成鳥より気を使わなければなりません。

サーモスタットが良好で、今日のような30度を超える日でも、エアコンを付けるためヒーターは常に設置しています。温度計とサーモスタットのダブル設置は、夜中も安心です。

小春のフォージングにはまだ続きがあります。それはまた後程紹介します。