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動物看護士おもちせんせいの ペットと健康でハッピーなくらし

動物看護士おもちせんせいです。動物病院をはじめ、様々な動物業界で仕事をしていました。その経験を活かし、職場でのエピソードやペットや動物との正しい暮らし方を紹介していきます。

にわとりが作った仲間の輪:にわとりってこんなになつく!前編

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ニワトリってペットにできるの?

時々ペットショップでチャボやひよこを見かけることがあります。そして、大分減ってはきましたが、縁日などでひよこ釣りがあります。そのような様々な環境で出回っているひよこですが、ひよこは2週間ほどでにわとりになります。

 

にわとりはもともと家畜とされてきた生き物です。今も卵や鶏肉の用途で飼育されることが多いです。なかには、コレクターや各種ショーなどの目的でにわとりを飼育している方もいます。しかし、愛玩用の生き物ではないため、基本はペットに向いていないということを先にお話ししておきます。

コッコとの出会い

私は上の写真のニワトリ「コッコ」を飼育しました。ペットとしてです。出会いは望んで飼ったわけではなく、ひよこを職場で保護したことがきっかけでした。ひよこのうちは非常に良く懐き、後を追いかけてぴよぴよ!本当にかわいかったです。

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うちに来た当時のコッコです。もう、「ザ・ヒヨコ」ですよね。可愛い可愛い!!

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2週間ほどでしょうか。もう立派ににわとりさんです。成長って早いんです。だから、安易に飼うと大変なことになります。縁日なんかで売っているのはほぼオスです。メスと書いてあってもオスです。メスは卵を産むため値段が高いのです。オスは基本的に種として数羽しかいらないため、安いんです。

コッコの問題:その1 下痢

私は、当時にわとりにあまり詳しくなく、コッコは白かったので「白色レグホン」になるのだろと思っていました。しかし、問題がいくつかありました。まずは、下痢がひどい。ひよこの時から下痢でした。動物病院に連れて行っても特に悪いところはありません。糞の量も臭いもひどく、家族から家の中で飼育することを反対され、コッコは外で飼うことになりました。

コッコの問題その2:大きさと形

ネットで色々情報を集めるうちに、おかしな点に気づきました。通常の白色レグホンにくらべ、コッコはあひるのような恰好をしています。

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わかるでしょうか。状態が立たないんです。そして、通常の白色レグホンの体重は2キロほど。当時コッコは5キロありました。普通、鳥はエサの制限をしません。コッコはあればあるだけエサを食べてしまいます。太っているのか。しかし、骨の状態を見てもしっかりとした状態。しかも下痢。悩みに悩みました。そして、私は最悪の事態も考えました。「奇形かもしれない」と。

ブロイラーという種類

ある日、私はにわとりなど鳥についてのQ&Aサイトにコッコの写真を掲載し、「この子は奇形なのでしょうか」と問いました。すると、ある返信がありました。「ブロイラーではないか」と。ブロイラー?なにそれ?と私は急いで検索しました。

 

ブロイラーとは、私たちが普段口にしている鶏肉になる「食肉用のニワトリ」のことです。通常3カ月ほどで食肉になってしまうため、あまり見かけることはありません。そして、かなり人工改良されていて、エサをたくさん食べ、早く食肉として出荷できるよう成長するようになっているそうです。

コッコはブロイラー

 

コッコは、ブロイラーだったのです。奇形ではなく、ブロイラー。その後、コッコの体重は8キロに。ニワトリの大きさとしてはいようです。しかし、骨格そのものがしっかりしているため、決して太っているわけではありません。食事の量も調整し、私とコッコの生きるための戦いは始まりました。